フリック入力のメリット・デメリット

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ソファに座ってスマホを見る男性

フリック入力に変えた方がいいのかな。周りは「速いよ」と言うけれど、今の打ち方に慣れているし、変えてかえって遅くなったら困る。本当に便利なのか、悪いところはないのか、変える前にちゃんと知っておきたい。そう思って調べていませんか?

この記事では、フリック入力のメリットとデメリットを、トグル入力・ローマ字入力と比べながら説明します。どんな人に向いているか、デメリットをどう乗り越えるかもまとめました。

結論

  • メリット:かな1文字を1回の動きで打てる/キーが大きく押し間違えにくい/片手でも打ちやすい
  • デメリット:4つの方向を覚える必要がある/慣れるまではミスが出やすい/英文を多く打つのには向かない
  • デメリットのほとんどは慣れるまでの話です。日本語をよく打つなら、覚える価値があります。

私も、フリック入力を覚えたばかりのころは、同じキーを何回も押すトグル入力の方が速いくらいでした。慣れてからは、パソコンのタイピングと同じように感覚で指が動くようになり、フリック入力の方がはっきり速くなりました。今はFlick Practiceというフリック入力の練習サイトを運営していて、60秒テストでは1分98文字ほどです。

この記事を読めば、フリック入力のよいところと困るところを知ったうえで、自分は変えるべきかどうかを決められます。

これから練習する人はフリック入力の練習方法|初心者は1分の測定から

3つの打ち方を比べると

打ち方「お」を打つ動きキーの大きさ覚えること
フリック入力「あ」を下へ1回大きい4つの方向
トグル入力「あ」を5回タップ大きいほぼなし
ローマ字入力「o」を1回(「こ」は2回)小さいローマ字のつづり
トグル入力との違いを詳しくトグル入力とは?フリック入力との違いと切り替え方

フリック入力のメリット

メリット1:かな1文字を1回の動きで打てる

トグル入力では「お」を打つのに「あ」を5回タップしますが、フリック入力なら「あ」を下へ1回はらうだけです。ローマ字入力でも、「か」なら「k」「a」の2回が要ります。打つ回数が少ないぶん、慣れると速くなります。

メリット2:キーが大きくて押し間違えにくい

かなキーボードは、12個ほどのキーで画面の下を使います。パソコンと同じ並び(QWERTY)のキーボードより、1つ1つのキーが大きくなります。指が太めの人や、画面が小さいスマホでも、となりのキーを押しにくくなります。

メリット3:片手でも打ちやすい

キーが画面の下に集まっているので、片手で持って親指だけでも打てます。電車でつり革を持っているときや、荷物を持っているときにも便利です。

片手で打ちやすくする設定はフリック入力を片手で打つ|片手モードの使い方

メリット4:同じキーの文字が続いても止まらない

トグル入力では、「ああ」「ここ」のように同じキーの文字が続くと、2つ目が次の文字に進んでしまうことがあります。フリック入力で「フリックのみ」の設定にすれば、同じキーを続けてタップしても同じ文字が入ります。

「フリックのみ」の設定は「フリックのみ」設定とは?iPhone・Gboardの手順と変わること

フリック入力のデメリット

デメリット1:4つの方向を覚える必要がある

最初は、どの方向にどの段があるかを覚えます。ただ、どのキーも同じ並び(左が「い段」、上が「う段」、右が「え段」、下が「お段」)なので、覚えることは4つだけです。

どのキーも、左・上・右・下の順に「い・う・え・お」の段

デメリット2:慣れるまではミスが出やすい

はらう方向が斜めにずれると、となりの段の文字になります。慣れるまでは、キーの中央から、まっすぐ短くはらうことを意識してください。速さより、まずは正しく打てることを優先すると、ミスは自然と減っていきます。

ミスを減らすコツはフリック入力のミスが多い原因と減らし方

デメリット3:最初はかえって遅くなる

今の打ち方に慣れている人は、変えた直後はかえって遅くなります。私もそうでした。ここで「やっぱり前の方が速い」とやめずに、しばらく続けてみるのがおすすめです。

デメリット4:英文を多く打つのには向かない

アルファベットもフリックで打てますが、英文を多く打つなら、パソコンと同じ並びの英語キーボードに切り替えた方が打ちやすくなります。日本語はフリック入力、英語は英語キーボード、と使い分けるのがおすすめです。

英語の打ち方はフリック入力で英語を打つ方法|大文字・大文字固定も

フリック入力が向いている人・向いていない人

向いている人今の打ち方のままでもいい人
スマホで日本語をよく打つ短い返事くらいしか打たない
今より速く打ちたい今の速さで困っていない
片手で打つことが多いパソコンのローマ字入力にとても慣れている
少しの間、遅くなっても練習できる音声入力で十分足りている

デメリットを早く乗り越えるコツ

  • 「フリックのみ」をオンにする:トグル入力が使えなくなるので、フリックの方向が早く身につきます
  • 1日1〜3分だけ練習する:長く練習するより、毎日続ける方が身につきやすくなります
  • 苦手な文字だけを練習する:濁点や小さい文字など、止まりやすい文字を集中して打ちます
  • ときどき速さを測る:伸びが数字で見えると、続けやすくなります

1分のテストは、いつも使っているキーボードのまま測れます。打ち方を変える前と後で比べてみてください。

まとめ:デメリットは慣れるまでの話

まとめ

  • メリットは、1文字1回の動き・押しやすいキー・片手で打ちやすいこと
  • デメリットは、方向を覚えることと、慣れるまでのミスや遅さ。英文には向かない
  • 日本語をよく打つなら、しばらく続けてみる価値がある

フリック入力を始めると決めたら、練習の進め方をまとめた記事から読んでみてください。

次に読むならフリック入力の練習方法|初心者は1分の測定から

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