フリック入力の速度測定1分のテストで平均と比べる

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黒い背景に置かれたストップウォッチ

自分のフリック入力は、速いほう?それとも遅いほう? パソコンのタイピングなら「1分で何文字」と測れるのに、スマホの速さはどうやって測ればいいのか分からない。周りの人と比べて遅い気がするけれど、本当のところを数字で知りたい。そんなふうに思って調べた人に向けた記事です。

この記事では、フリック入力の速さの正しい測り方、研究で分かっている平均の目安、60秒テストの手順と結果の見方、測ったあとに速くする方法を説明します。

結論

  • フリック入力の速さは、1分あたりに正しく打てた文字数で比べるのが分かりやすいです。間違えた文字まで数えると、雑に急ぐほど速く見えてしまいます。
  • 公開されている研究の平均は、高校1年生で1分59文字、大学1年生で81文字、大学3・4年生で108文字。条件がそれぞれ違うので、目安として見てください。
  • Flick Practiceの60秒テストなら、登録なし・アプリなしで、今の速さと苦手な文字の種類が1分で分かります。

Flick Practiceの運営者の私も、この記事を書く前に60秒テストを受けてみました。結果は1分98文字。大学1年生の平均よりは速く、大学3・4年生の平均にはあと10文字届かない、というところでした。最初はトグル入力(同じキーを何回も押す打ち方)の方が速かった私でも、慣れればこのくらいまでは打てるようになります。

この記事を読めば、今の自分の速さを数字で知り、「次は何を練習すれば速くなるか」まで決められます。

先に測ってから、この記事を読んでも大丈夫です。1分で終わります。

フリック入力の平均速度は?研究の目安

スマホの文字入力の速さを測った、公開されている研究・調査の平均です。

数字を見るときの注意

3つとも、測った文章・人数・数え方がばらばらです。たとえば高校1年生の調査は118文字の文章を打った時間から、大学1年生の調査は70文字の文章を各自が測った時間から計算しています。「どの数字より上か下か」で順位をつけるより、今の自分がどのあたりにいるかを知る目安として使ってください。

ネットでよく見る「平均◯文字」について

フリック入力の平均として、出典の書かれていない数字が紹介されていることがあります。誰を、どう測ったかが分からない数字は、比べる相手として使いにくいので、このブログでは使いません。

1分の文字数を、ふだんの場面に置きかえると

「1分で何文字」と言われてもピンとこないときは、ふだんの場面に置きかえてみましょう。60秒テストの結果画面では、20文字のメッセージや400字の作文を打つのに、だいたい何秒かかるかも出しています。

1分あたりの文字数20文字のメッセージ400字の作文
40文字約30秒約10分
60文字約20秒約6分40秒
98文字約12秒約4分5秒

※ 1分あたりの文字数から計算した目安です。変換や見直しの時間はふくみません。

速さは「1分あたりに正しく打てた文字数」で比べる

速さを比べるときは、数え方をそろえることが大事です。

1. 時間をそろえる

いつも同じ長さ(1分など)で測ります。10秒だけだと、たまたまの速さに左右されます。

2. 正しく打てた文字だけを数える

間違えた文字まで数えると、急いで雑に打つほど速く見えてしまいます。実際には、間違えた文字を消して打ち直す時間がかかるので、正しく打てた文字だけで比べる方が、ふだんの速さに近くなります。

3. 同じ難しさの文章で測る

濁点や小さい文字が多い文は、少ない文より遅くなります。毎回同じくらいの難しさの文章で測ると、伸びたかどうかが正しく分かります。

この3つがそろっていれば、先週の自分と今週の自分を比べても、ちゃんと伸びたかどうかが分かります。

パソコンのタイピング速度とは、そのまま比べられない

「タイピング スマホ」で調べると、パソコンのタイピング練習の点数と比べたくなるかもしれません。ただ、パソコンのタイピングはキーを押した回数で数えることが多く、ローマ字入力では「か」1文字に2回のキーが要ります。スマホのフリック入力はかな1文字を1回の動きで打つので、数え方がそもそも違います。

スマホの速さは、スマホの速さどうしで比べるのが確実です。

ローマ字入力とどっちが速い?スマホをローマ字入力にする方法|フリック入力とどっちが速い?

Flick Practiceの60秒テストで測る手順

  1. 60秒テストを開く
  2. 文章の種類を選ぶ
    • ひらがな:ひらがなの文章を、いつもの日本語キーボードで打つ
    • 実践(漢字変換あり):漢字変換を含む、ふだんの文に近い文章を打つ
  3. 「60秒テストを始める」を押して、出てくる文章を1分間打つ

いつも使っているキーボードのまま打てます。練習用の特別なキーボードは使いません。

結果の見方

結果画面には、次のことが出ます。

  • 1分で何文字打てたか(正しく打てた文字だけ)
  • 20文字のメッセージ・400字の作文にかかる時間の目安
  • 今回わかったこと:打ち間違いの回数と、どの種類の文字で間違えたか(例:小さい「っ」で1回)
  • 世の中の目安:上の研究の平均と比べた位置

記録はこのブラウザに残るので、次に測ったときに前回や自己ベストと比べられます。数え方の細かいルール(変換中の文字は数えない、打ち直しても二重に数えない など)は、測定方法と練習の考え方にまとめています。

測ったあとは、苦手な文字だけを練習する

速さが伸びない原因は、たいてい特定の文字にあります。60秒テストでは、次のような文字の種類ごとに、間違いの多さも見ています。

  • 濁点(が・ざ など)
  • 半濁点(ぱ・ぴ など)
  • 小さい文字(ゃ・ゅ・ょ・ぁ など)
  • 小さい「っ」
  • 長音「ー」
  • 同じ文字の連続
  • 句読点・記号
  • 数字
  • 漢字・カタカナへの変換

苦手が分かったら、その文字が多いお題だけを1分ずつ練習できます。全部を練習するより、苦手な文字だけをくり返す方が、少ない時間で効きます。

練習のしかたを詳しくフリック入力の練習方法|初心者は1分の測定から

速さ別:次にやること

結果の感じ次にやること
方向を考えながら打っている「フリックのみ」にして、1方向ずつ覚える
打てるけれど、打ち間違いが多い速さを落として、苦手な文字だけを練習する
打ち間違いは少ないが、伸び悩んでいる両手打ち・予測変換・ユーザー辞書で、動きと文字を減らす
速くするコツはフリック入力を速くするコツ|打ち直しを減らす設定と練習

よくある質問

何文字なら「速い」と言える?

決まった基準はありません。研究の平均(59〜108文字)を目安に、先週の自分より速くなったかで見るのがおすすめです。

何回か測ると、毎回ちがう数字になる

その日の調子や文章の当たり外れで、数文字〜10文字くらいはぶれることがあります。何回か測って、ふだんの数字をつかんでください。

片手と両手、どちらで測ればいい?

ふだん打っている持ち方で測ってください。測るときだけ持ち方を変えると、ふだんの速さとずれてしまいます。

まとめ:まず1分、今の速さを測ろう

まとめ

  • 速さは「1分あたりに正しく打てた文字数」で、同じ条件で比べる
  • 研究の平均は、高校1年生59文字・大学1年生81文字・大学3・4年生108文字(条件はそれぞれ違う)
  • 60秒テストで今の速さと苦手な文字を知って、苦手な文字だけを練習する

測ったら、次は苦手な文字の練習です。練習の進め方をまとめた記事もあわせてどうぞ。

次に読むならフリック入力の練習方法|初心者は1分の測定から

今の速さを、1分で。

60秒テストで、1分あたりに正しく打てた文字数と、苦手な文字の種類が分かります。登録・アプリは要りません。