フリック入力を速くするコツ打ち直しを減らす設定と練習

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腕時計のデジタル表示を見せている手元

フリック入力には慣れてきたけれど、なかなか速くならない。打ち間違いを直しているうちに、言いたいことを忘れてしまう。グループLINEで返事を打っている間に、話題がもう次へ進んでいる。あと少し速く打てたら、と感じていませんか?

この記事では、フリック入力を速くするコツを、設定・指の動かし方・打つ文字を減らす工夫・練習の4つに分けて、全部で10個紹介します。今日すぐに変えられるものから順に並べました。

結論

フリック入力を速くするには、「打ち直しを減らす」ことが一番の近道です。

  • 設定:「フリックのみ」にして、同じ文字の連続で止まらないようにする
  • 指:キーの中央からまっすぐ、短くはらう。両手の親指で打つ
  • 打つ文字を減らす:予測変換とユーザー辞書を使う
  • 練習:苦手な文字だけを短く練習して、ときどき速さを測る

私も、フリック入力を覚えたばかりのころは、昔の打ち方(同じキーを何回も押すトグル入力)の方が速いくらいでした。慣れてからは、パソコンのタイピングと同じように感覚で指が動くようになり、今は60秒テストで1分98文字ほどです。この記事は、Flick Practiceの運営者として、研究や各社の公式の説明を調べて書いています。

この記事を読めば、自分が「どこで止まっているか」が分かり、そこを直すコツだけを選んで試せます。

今の速さを先に知りたい人はフリック入力の速度測定|1分のテストで平均と比べる

まず知っておきたい:速さを決める3つのこと

フリック入力の速さは、次の3つで決まります。

  1. 1文字を打つ速さ:指がどれだけ迷わずに動くか
  2. 打ち間違いの少なさ:消して打ち直す時間がどれだけ少ないか
  3. 打つ文字の数:予測変換などで、どれだけ打つ文字を減らせるか

多くの人は「1」ばかり気にしますが、実は「2」と「3」の方が、すぐに効くことが多いです。打ち間違いを1つ直すのには、消す・打ち直すで何文字分もの時間がかかるからです。

設定のコツ(今日すぐできる)

コツ1:「フリックのみ」をオンにする

同じキーを続けてタップしたときに文字が進む「トグル入力」をオフにします。「ここ」「はは」「いい」のような同じキーの文字が続く言葉で、止まらなくなります。

  • iPhone:「設定」→「一般」→「キーボード」の「フリックのみ」をオン
  • Android(Gboard):キーボードの歯車 →「言語」→「日本語(12 キー)」→「フリックのみ」をオン
「フリックのみ」で変わることは「フリックのみ」設定とは?iPhone・Gboardの手順と変わること

コツ2:キーボードを指に合う大きさにする

キーが小さすぎると押し間違いが増え、大きすぎると指の移動が長くなります。画面の文字の大きさや、キーボードの高さを調整してみましょう。

キーボードの大きさを変えるにはスマホのキーボードの大きさ・フリック感度を調整する方法

指の動かし方のコツ

コツ3:キーの中央から、まっすぐ短くはらう

フリックは、長くすべらせる必要はありません。キーの中央に触れて、目当ての方向へ少し動かせば文字が決まります。斜めにずれると、隣の方向の文字になりやすくなります。

上へまっすぐ、短く。「さ」のキーなら「す」

コツ4:両手の親指で打つ

片手で打つと、1本の親指が画面の端から端まで動くことになります。両手の親指で、左側のキーは左手、右側のキーは右手と分けると、1本の指が動く距離が短くなります。

両手で打つコツはフリック入力を両手で打つ方法|スマホ両手打ちのコツ

コツ5:濁点・小さい文字も「ひと続き」で打つ

「が」は「か → ゛」、「っ」は「つ → 小」と、2つの動きが要ります。これを1つの動きとして指に覚えさせると、止まらなくなります。Gboardの「大⇔小」キーは、左へフリックで濁点、右へフリックで半濁点、上へフリックで小さい文字になるので、タップを重ねるより1回で決まります。

濁点の打ち方を詳しく濁点・半濁点が打てない時の直し方|iPhone・Android

コツ6:見ないで打てる段を増やす

打つたびにキーを探していると、そこで止まります。よく使う行から、「見なくても指が動く」段を1つずつ増やしていきましょう。慣れると、画面の上の文章だけを見て打てるようになります。

打つ文字を減らすコツ

コツ7:予測変換を、最初の2〜3文字で使う

「ありがとうございます」は、「ありが」の3文字で候補に出ることが多いです。残りの7文字を打たなくてよくなります。候補を探して手が止まるなら、よく使う決まった言葉だけ候補から選びましょう。

予測変換の使い方は予測変換の使い方と消し方|iPhone・Androidでオフにする方法

コツ8:決まった長い言葉は、ユーザー辞書に入れる

メールアドレスや「いつもお世話になっております」のような決まった言葉は、ユーザー辞書に短いよみで登録しておくと、2〜3文字で出せます。

ユーザー辞書の登録方法はユーザー辞書の登録方法|iPhone・Androidで長い言葉を一発入力

練習のコツ

コツ9:苦手な文字だけを練習する

濁点・小さい文字・同じ文字の連続など、間違いが多い文字だけのお題を打つと、短い時間でも効きます。ふつうの文章で練習すると、苦手な文字はたまにしか出てこないからです。

  • 濁点(が・ざ など)
  • 半濁点(ぱ・ぴ など)
  • 小さい文字(ゃ・ゅ・ょ・ぁ など)
  • 小さい「っ」
  • 長音「ー」
  • 同じ文字の連続
  • 句読点・記号
  • 数字
  • 漢字・カタカナへの変換

コツ10:正確さを先に、そして同じ条件で測る

速く打とうとして間違え、打ち直す時間の方がずっと長くかかります。まずは間違えずに打てる文字を増やしましょう。そして、同じ長さ・同じ難しさの文章で、週に1回くらい測ると、伸びたかどうかが分かります。

どの文字で間違いが多いかは、1分のテストで分かります。

止まっている場所別:どのコツから試す?

困っていることまず試すコツ
「ああ」が「い」になるコツ1(フリックのみ)
隣のキーを押してしまうコツ2(大きさ)・コツ3(短く)
指が画面を行ったり来たりして疲れるコツ4(両手)
濁点や「っ」で止まるコツ5・コツ9
同じ言葉を何度も打っているコツ7(予測変換)・コツ8(辞書)
何を直せばいいか分からないコツ10(まず測る)
打ち間違いが多いときはフリック入力のミスが多い原因と減らし方

まとめ:打ち直しを減らすのが一番の近道

まとめ

  • 「フリックのみ」とキーボードの大きさで、止まる場面と押し間違いを減らす
  • キーの中央から短くはらい、両手の親指で打つ。濁点や小さい文字はひと続きで
  • 予測変換とユーザー辞書で、打つ文字そのものを減らす
  • 苦手な文字だけを練習して、同じ条件で速さを測る

コツを試したら、練習の進め方もあわせて取り入れると、伸びがはっきり見えてきます。

次に読むならフリック入力の練習方法|初心者は1分の測定から

参考

今の速さを、1分で。

60秒テストで、1分あたりに正しく打てた文字数と、苦手な文字の種類が分かります。登録・アプリは要りません。