スマホで指が痛い・疲れるときの打ち方と休み方

更新 4分で読めます

手のひらを上に向けて差し出した両手

長いメッセージを打っていると、親指のつけ根がだるくなってくる。夜にスマホで文章を書いていたら、指や手首が痛くなってきた。仕事のチャットも、友だちへの返事も、気づけば一日じゅうスマホで文字を打っている。この痛みや疲れは、打ち方で少しは減らせるのだろうか。そう思って調べていませんか?

この記事では、スマホで文字を打つときに指や手が疲れやすくなる打ち方と、負担を減らすための打ち方・持ち方・休み方の工夫を説明します。

結論

  • 疲れやすいのは、片手だけで長く打つ、指に力が入りすぎている、休まずに打ち続けている、打つ文字が多すぎるときです。
  • 長い文は両手で打つ、軽く短くはらう、ときどき手を休める、予測変換やユーザー辞書で打つ文字を減らす、を試してください。
  • 痛みやしびれ、はれが続くときは、打ち方を変える前に医療機関に相談してください。

Flick Practiceは、フリック入力の練習サイトです。運営者の私は、医師や専門家ではありません。この記事では、打ち方そのものの工夫と、厚生労働省が出している、パソコンやスマホを使う作業についてのガイドラインの考え方を紹介します。痛みの原因を判断したり、治したりするための記事ではないことを、先にお伝えしておきます。

この記事を読めば、指や手首に負担をかけやすい打ち方に気づき、今日から打ち方と休み方を少し変えて、楽に打てるようになります。

痛みが続くときは

指や手首の痛み、しびれ、はれが続くとき、だんだん強くなるときは、自分で判断せずに整形外科などの医療機関に相談してください。この記事は、打ち方の工夫を紹介するもので、治療の代わりにはなりません。

疲れやすい打ち方4つ

1. 片手だけで長く打つ

片手で持って親指で打つと、1本の親指がキーボード全体を行き来することになります。画面の大きいスマホほど、遠いキーに指を伸ばす動きが大きくなります。さらに、同じ手でスマホの重さも支えています。

2. 指に力が入りすぎている

フリック入力は、強く押したり、長くすべらせたりする必要はありません。キーに軽く触れて、少し動かせば文字は決まります。

3. 休まずに打ち続けている

長い時間打ち続けると、同じ姿勢と同じ動きがずっと続きます。

4. 打つ文字が多すぎる

「ありがとうございます」「いつもお世話になっております」のような決まった言葉を、毎回全部打っていると、指を動かす回数そのものが増えます。

打ち方の工夫

長い文は両手で打つ

左右の親指で受け持ちを分けると、1本の指が動く距離が短くなります。左側のキーは左手、右側のキーは右手と決めて打ちます。

両手で打つ方法はフリック入力を両手で打つ方法|スマホ両手打ちのコツ

軽く、短くはらう

キーの中央に軽く触れて、方向が決まる分だけ動かします。長くすべらせなくても文字は決まります。

上へ少しだけ。長くすべらせなくても「す」になる

片手で打つなら、キーボードを寄せる

片手で打つことが多いなら、キーボードを左右どちらかに寄せる「片手モード」を使うと、遠いキーに指を伸ばさずにすみます。

片手モードの使い方はフリック入力を片手で打つ|片手モードの使い方

持ち方の工夫

  • スマホを机に置いて打つ:手でスマホの重さを支えなくてすみます
  • 肘を机やひざにつける:腕を浮かせたままにしない

休み方の工夫

厚生労働省の「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」は、パソコンだけでなく、スマホやタブレットを使う仕事もふくめた、職場向けの考え方をまとめたものです。そこでは、次のような休み方が示されています。

  • 続けて作業する時間が1時間を超えないようにする
  • 次に作業を始めるまでに、10〜15分の休みをとる
  • 続けて作業する間にも、1〜2回ほどの小休止をとる

仕事でなくても、長い文章をスマホで打つときの目安になります。打つ手を止めて、手を軽く開いたり閉じたりするだけでも、同じ姿勢が続くのを防げます。

打つ文字を減らす工夫

指を動かす回数を減らすのも、負担を減らす方法の一つです。

  • 予測変換:最初の2〜3文字で候補に出ることが多いので、候補から選ぶ
  • ユーザー辞書:よく使う長い言葉を、短いよみで登録しておく
  • 音声入力:長い文章は、話して入力する方が楽なこともあります
ユーザー辞書の登録方法はユーザー辞書の登録方法|iPhone・Androidで長い言葉を一発入力

長い文章は、スマホ以外で打つのも手

長い文章をスマホで打つことが多いなら、パソコンや、スマホにつなげる外付けのキーボードを使うのも一つの方法です。厚生労働省のガイドラインでも、タブレットなどで長い時間作業する場合は、キーボードなどの機器を使えるようにすることが望ましいとされています。

打ち方を変えたら、1分だけ測って、速さが落ちていないか確かめてみましょう。

まとめ:軽く、両手で、ときどき休む

まとめ

  • 片手で長く打つ、力が入りすぎる、休まず打つ、打つ文字が多い、が疲れの原因になりやすい
  • 長い文は両手で、軽く短くはらい、片手ならキーボードを寄せる
  • 1時間を超えて打ち続けず、ときどき手を休める
  • 痛みやしびれが続くときは、医療機関へ

打つ文字そのものを減らしたい人は、ユーザー辞書の記事もあわせてどうぞ。

次に読むならユーザー辞書の登録方法|iPhone・Androidで長い言葉を一発入力

参考

今の速さを、1分で。

60秒テストで、1分あたりに正しく打てた文字数と、苦手な文字の種類が分かります。登録・アプリは要りません。