スマホの文字入力が遅い人の原因と直し方

更新 4分で読めます

暗い場所でスマホを操作する人の手元

LINEの返信を打っているうちに、会話がもう次の話題へ進んでいる。仕事のチャットで、自分だけ返事が遅い気がする。周りの人は指がすばやく動いているのに、自分は1文字ずつ探しながら打っている。スマホの文字入力が遅いのは、自分だけなんだろうか。そう感じていませんか?

この記事では、スマホの文字入力が遅くなる5つの原因を、自分で確かめる方法と一緒に説明します。原因ごとの直し方と、まず何から始めればいいかもまとめました。

結論

スマホの入力が遅い原因は、だいたい次の5つのどれかです。

  1. 打ち方が混ざっている(トグル入力とフリック入力)→「フリックのみ」にそろえる
  2. 特定の文字で止まる(濁点・小さい文字・同じ文字の連続)→ その文字だけ練習する
  3. 打ち直しが多い → 速さより正確さを先にする
  4. 打つ文字が多すぎる → 予測変換とユーザー辞書を使う
  5. スマホの反応そのものが遅い → 打ち方ではなく、スマホの側を直す

私も、フリック入力を覚えたばかりのころは、同じキーを何回も押すトグル入力の方が速いくらいでした。慣れてからはフリック入力の方がはっきり速くなり、今は60秒テストで1分98文字ほどです。Flick Practiceというフリック入力の練習サイトを運営していて、60秒テストでは、どの種類の文字で打ち間違えたかを表示しています。

この記事を読めば、自分の入力が遅い原因がどこにあるかが分かり、その原因に合った直し方だけを選んで試せます。

先に1分だけ測っておくと、この記事のどの原因に当てはまるかが分かりやすくなります。

まずは、原因を見分けよう

次の表で、当てはまるものを探してみてください。

こんなことがある当てはまる原因
「ああ」と打ったつもりが「い」になる原因1:打ち方が混ざっている
「が」「っ」などで手が止まる原因2:特定の文字
打っては消して、をくり返している原因3:打ち直し
同じあいさつや言葉を毎回すべて打っている原因4:打つ文字が多い
打ってから文字が出るまで時間がかかる原因5:スマホの反応

原因1:トグル入力とフリック入力が混ざっている

なぜ遅くなる?

同じキーを何回もタップして文字を選ぶ打ち方(トグル入力)と、指をすべらせる打ち方(フリック入力)が混ざっていると、1文字ごとに「どっちで打とう」と指が迷います。また、トグル入力が使える設定のままだと、同じキーの文字を続けて打ったときに、2つ目が次の文字に進んでしまいます。

直し方

設定で「フリックのみ」をオンにして、打ち方をフリック入力にそろえます。

  • iPhone:「設定」→「一般」→「キーボード」の「フリックのみ」をオン
  • Android(Gboard):キーボードの歯車 →「言語」→「日本語(12 キー)」→「フリックのみ」をオン
「フリックのみ」で変わることは「フリックのみ」設定とは?iPhone・Gboardの手順と変わること

原因2:特定の文字で止まっている

なぜ遅くなる?

全部の文字が遅いのではなく、決まった文字で止まっていることがよくあります。

  • 濁点・半濁点(が・ぱ)
  • 小さい文字(ゃ・っ)
  • 同じ文字の連続(ああ・ここ)
  • 長音「ー」や句読点

直し方

止まる文字が分かれば、その文字だけを練習すれば済みます。ふつうの文章を打つだけだと、苦手な文字はたまにしか出てきません。苦手な文字が多いお題を選んで、1分ずつ練習しましょう。

  • 濁点(が・ざ など)
  • 半濁点(ぱ・ぴ など)
  • 小さい文字(ゃ・ゅ・ょ・ぁ など)
  • 小さい「っ」
  • 長音「ー」
  • 同じ文字の連続
  • 句読点・記号
  • 数字
  • 漢字・カタカナへの変換

原因3:打ち直しが多い

なぜ遅くなる?

速く打とうとして間違え、消して打ち直す。1文字間違えると、消す・打ち直すで何文字分もの時間がかかります。打ち直しは、ゆっくり正確に打つよりずっと時間がかかります。

直し方

速さが伸びないときほど、少しだけゆっくり、間違えないことを意識してみてください。キーの中央から、まっすぐ短くはらうと、となりの方向の文字になりにくくなります。

打ち間違いを減らすコツはフリック入力のミスが多い原因と減らし方

原因4:打つ文字が多すぎる

なぜ遅くなる?

「ありがとうございます」「いつもお世話になっております」のような決まった言葉を、毎回全部打っていると、それだけで時間がかかります。

直し方

  • 予測変換:最初の2〜3文字で候補に出ることが多いので、候補から選ぶ
  • ユーザー辞書:よく使う長い言葉を、短いよみで登録しておく
ユーザー辞書の登録方法はユーザー辞書の登録方法|iPhone・Androidで長い言葉を一発入力

原因5:スマホの反応が遅い

なぜ遅くなる?

打ったあと、文字が出るまでに時間がかかる。キーボードがなかなか出てこない。こういうときは、打ち方ではなく、スマホやキーボードアプリの側に原因があります。

直し方

  • アプリやOSを最新にする
  • スマホを再起動する
  • 別のキーボードアプリを使っているなら、標準のキーボードで試す
反応が遅いときの直し方を詳しくスマホの文字入力の反応が遅い・反応しない時の直し方

どの原因から直せばいい?

いくつも当てはまるときは、すぐに変えられるものから直すのがおすすめです。

  1. 原因5(スマホの反応):再起動などで、すぐに確かめられる
  2. 原因1(打ち方):設定を1つ変えるだけ
  3. 原因4(打つ文字):よく使う言葉から辞書に入れる
  4. 原因2・3(文字と正確さ):毎日1〜3分の練習で少しずつ

まとめ:原因を1つずつつぶせば、速くなる

まとめ

  • 打ち方が混ざっているなら「フリックのみ」にそろえる
  • 止まる文字が決まっているなら、その文字だけ練習する
  • 打ち直しが多いなら、正確さを先にする
  • 打つ文字が多いなら、予測変換とユーザー辞書を使う
  • 反応が遅いなら、スマホの側を直す

原因が分かったら、次は速くするコツです。今日すぐにできるものからまとめています。

次に読むならフリック入力を速くするコツ|打ち直しを減らす設定と練習

今の速さを、1分で。

60秒テストで、1分あたりに正しく打てた文字数と、苦手な文字の種類が分かります。登録・アプリは要りません。